男女兼用 淘水作菱湖御蔵島黄楊虎斑盛上将棋駒/淘水揮毫オリジナル平箱付 将棋

 「天童の将棋駒は日本の将棋文化、愛好者たちを支えてきたという実績はありましたが、対局用の高級駒に関しては東京の駒に大きく遅れをとっていました」と話すのは 、〝掬水〟の雅号で将棋駒の最高級品、「盛上駒」を作り続ける駒師・桜井和男さん。将棋盤　日本産本榧1寸5分ハギ卓上将棋盤【MS20】。天童の将棋駒のレベルと地位を向上した立役者の一人。将棋セット　新かや4寸足付将棋盤セット(木製将棋駒黄楊錦旗彫駒)【囲碁将棋専門店の将碁屋】。
 今や〝将棋駒といえば天童〟と連想する人が多いが、実はプロの対局に使用されるようになったのは、昭和55年からと比較的歴史が浅い。桐覆い　6寸将棋盤用【正寸用】　※布カバー付き。23歳で駒師の道に進んだ和男さんは兄弟子の〝天童から対局に使われる駒を出したい〟という熱意に導かれ、「盛上駒」を作るようになった。木製将棋セット　ヒバ1寸5分卓上将棋盤セット【特売品】(木製将棋駒白椿上彫駒)【囲碁将棋専門店の将碁屋】。「漆を使用した盛上も書体の研究もほとんど独学。将棋駒　富石作　菱湖書　彫埋駒　薩摩黄楊柾目。天童で盛上駒の技術を持つ人はいなかったので、とにかく何年も漆との戦いが続いた」と当時を振り返る。▲肥松（こえまつ）将棋駒台（高さ約25.9ｃｍ）・駒箱セット・肥松収納箱▲未使用品。次第に天童の駒師の仕事が評価され始め、昭和55年の第29期王将戦で初めて天童の駒が盤上に。▲秀楽作錦旗薩摩黄楊斑入彫将棋駒▲新品/桐製平箱付。和男さん自身の盛上駒も昭和60年のタイトル戦で使用され、天童の高級駒の名を世に知らしめた。▲美玉作菱湖島黄楊斑入上柾目彫埋将棋駒▲新品/桐製平箱付。
 長男の亮さん（雅号：淘水）は、天童将棋駒の底上げに努めてきた和男さんの姿を見て「継げとは言われませんでしたが、技術をしっかり身に着けることができれば、自分の生業として続けていくことができる」と確信し、平成8年から駒作りをスタート。▲名工松浦清治作銘入四隅落印籠形島桑拭漆仕上最高級将棋駒箱▲紙箱付新品。父譲りのセンスと勤勉な姿勢で着実に腕を磨き、平成16年には初めて公式タイトル戦で駒が使用されるまでに。レトロ　貴重　将棋　駒　天上作　駒台　脚駒台　セット。名工である父の背中に追いつこうと日々、木と漆に向き合っている。将棋セット　新桂10号折将棋盤セット(木製将棋駒斧折上彫駒)【囲碁将棋専門店の将碁屋】。親から子へと継承され、盛上駒作りの伝統はこれからも続いていく。木製将棋駒　斧折　上彫駒（裏朱字）　※斧を折るほど堅いといわれる斧折材の裏朱字の基本書体の彫字の将棋駒【囲碁将棋専門店の将碁屋】。

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